『 書　描　邁　進 』　2008年1月号

新年あけましておめでとうございます。皆様に福多き２００８年でありますように心より願います。

年が明け、あっという間にひと月が過ぎようとしている。昨年末に新品のＰＣとプリンタを買い、使い方に馴染めず格闘し、年賀状の作製まではこぎつけたものの、とうとう２００７年が過ぎ、気まぐれ絵日記１２月号は描けなかった。（ごめんなさい）

元旦に沢山の方から届く年賀状、ワクワクしながら「コトッ」と賀状が郵便受けに落ちる音を待つ…。届いたばかりの賀状は外気をものがたり冷たい。だが、一枚一枚手に取り（いや、足に取り）穴があくほど見る、読む、撫でる。（撫でなくて良いぞ！）すると、心のこもった賀状から温もりを感じる。ハガキという小さな紙面から様々な思いや人生が伝わってきて、私も皆に負けない１年にしなくては！と気合が入る。

最近は写真や印刷の賀状が多い。私も沢山の賀状を足で書こうとは思わない。相手を想う気持ちがあれば手書きにこだわる必要もないとも思う。（たまに手書きのものを見ると何故かハイテンションになる、書くのは面倒でももらうのは嬉しいという身勝手な感情！）私の賀状もＰＣに写真を取り込み、表面裏面ともにプリンタで印刷したものだ。写真は自分が映っているものを使った。私が映っている写真など絵（画像）としては綺麗でもないし見映えも良くはないのだが、日頃の感謝を込め近況報告も兼ね「生きていますよ！」と伝えるためには最良だと思うからだ。そんな私の思いを我が賀状は、皆様に伝えることができただろうか？

昨年初めて出会った方からも「初めての賀状」をいただいた。その中の一人、Ｋさんからの賀状に『風ちゃんに出会って色々な心の種をもらい成長することができました』という嬉しい言葉があった。私との出会いをそんな風に思ってもらえたなら幸せに思う。出会えたことを感謝しよう。しかし『心の種』を数え切れないほど様々な方から「もらっている」のは私のほうだ。沢山の種が私の心にあることを忘れてはいけないと思った。心の種を育て芽吹かせ、花を咲かせ実らせなくては…。どんな花を咲かせるだろう、どんな実をみのらせることができるだろうか…。そして、今年もどんな出会いが待っているだろうか…。楽しみだ。

『心の種』に今年最初の「水やり」は、書き初めという「水」。気まぐれ絵日記に載せるために少し絵のように『書描邁進』と書いた。

気まぐれ絵日記をご覧いただいている皆様、本年もよろしくお願いいたします！

今年の初ライブを１月２６日に沖縄料理店「いのー」で行います。

サンシンとのコラボレーションです。お楽しみに！

コラボの練習と称し、沖縄料理店に通い、泡盛をたらふく呑んでいる風子でした！